Mac OS X LionにJDK、eclipseをインストールする

Mac OS X LionにJDKeclipseをインストールしたときのメモ。JDKをインストールしてから、eclipseをインストールする。

1. JDKをインストールする

(1) AppleのDevelopersサイトにアクセス

Downloads for Apple Developersで、Apple IDとパスワードを入力する。Apple IDを持っていない場合は、「Join now」で新規登録してから再度アクセスする。

(2) Java for Mac OS X 10.7 Update 1 Developer Packageをダウンロード

Downloads for Apple Developersのページで、画面左の検索ウィンドウで「Java」と入力して検索実行。Java for Mac OS X 10.7 Update 1 Developer Packageを選択する。そして、.dmgをクリックしてダウンロードする。

(3) インストール

ダウンロードした.dmgファイルをクリックしてマウント後、.pkgファイルをクリックしてインストール。

(4) 環境変数を設定する

ホームディレクトリの.bash_profileを編集する。なければ新規作成する。

$ cd ~/ # ホームディレクトリを開く
$ ls -a # 隠しファイルも含めてすべてのファイルを表示する
.			.bash_history		Movies
..			Desktop			Music
.CFUserTextEncoding	Documents		Pictures
.DS_Store		Downloads		Public
.Trash			Library
$ vi .bash_profile # ファイルを編集する。なければ新規作成される。

JDKのパスを入力する。

# .bash_profile

JAVA_HOME=/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0_29-b11-402.jdk/Contents/Home
export JAVA_HOME

PATH=${JAVA_HOME}/bin:$PATH 
export PATH

[esc]:wqと入力して保存して編集を終了。設定を再読み込みして反映させる。

$ source ~/.bash_profile
$ java -version           # JDKにパスが通ったか確認
  java version "1.6.0_29" # インストールしたJDKとパスが同じ
  Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_29-b11-402-11M3527)
  Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 20.4-b02-402, mixed mode)
(5) システムのJavaを設定する。

アプリケーション>ユーティリティ>Java Preferences を開く。JDKJavaにパスを通したのに、「Javaをインストールしますか?」と言われる。仕方ないので、[続行]をクリックすると、JREが自動的にインストールされる。

その後、表示された設定ダイアログで、Java SE 6の「システム」の方のチェックボックスを外す。たぶん、チェックボックスは外さなくても、「システム」でない方が上に来ていればいいと思う。

2. eclipseをインストールする

(1) eclipseのダウンロード

公式のダウンロードページを開いて、「Eclipse IDE for Java EE Developers」のMac OS X 64 Bitを選択してダウンロードする。もし日本語化したければ、Mac OS X LionにEclipseをインストールして日本語化までのメモの記事が参考になる。

(2) eclipseのインストール

ダウンロードしてきたeclipse-jee-indigo-SR1-macosx-cocoa.tar.gzをクリックして展開して、出てきたeclipseフォルダをそのままアプリケーションフォルダに移動すればインストール完了。

(3) eclipseの起動

アプリケーションフォルダにコピーしたeclipse.appをクリックして起動。ワークスペースをどこに作るか聞かれるので、/Users/ユーザー名/workspaceなどと入力する。

ちなみに、先ほどダウンロードしたJavaには、ソースコードも添付されているので、Javaアプリケーションのデバッグのときも便利。